海底で80年の時を経て熟成された
伝説のシャンパーニュ
1907年エドッシック・モノポール
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昨夜
由美ママは
「ヴランケンポメリージャパン」 http://www.vranken-japan.co.jp/
代表取締役 師井(もろい)研氏と
“五度目”の【Bask・J 銀座】へ出かけました
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*風かよふ寝ざめの袖の花の香にかをるまくらの春の夜の夢【Bask・J 銀座】伊勢正三さんワインの夜 (2016年3月2日号)
由美ママは師井社長とは
昨年11月
【マンダリンオリエンタル東京;】http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/
で開催された
『シャンパーニュ騎士団』http://www.ordredescoteaux.jp/about/japan.html
主催の第6回叙任式典【Grand Chapitre de Tokyo 2015】
に招かれ、
フランスの芸術文化勲章
“オフィシエ(将校)”メダル叙任式典以来です
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*第6回【シャンパーニュ騎士団】叙任式典で由美ママが女性経営者初のダム・オフィシエを受勲しました! (2015年11月29日号)
【Bask・J銀座】師井研氏&伊藤由美ママwww.yumi-ito.com
さて、
この夜は
先ず、
由美ママが
フランスの芸術文化勲章“ダム・オフィシエ(女性将校)”を受勲した縁で、
極上プレステージシャンパーニュ『キュヴェ・ルイーズ ポメリー』http://www.vranken-japan.co.jp/Brand/POMMERY/POMMERY_cuveelouise.html
をリクエスト
この後、
江川和彦店主より、
海底で80年の時を過ごした
1907年ビンテージの伝説のシャンパーニュ
『エドッシック・モノポール』の実物を見せていただき、
沈没船内で熟成されたその奇跡のエピソードを伺いました
ここで、
海底で80年の時を過ごした
1907年ビンテージの伝説のシャンパーニュ
『エドッシック・モノポール』の逸話を紹介しますと…
この
シャンパーニュは、
1916年、
第一次世界大戦中、ロシア皇帝 ニコライⅡ世から
フィンランドで駐留するロシア軍のために、
1907年ビンテージの「エドシック・モノポール」3000本がオーダーされ、
これらのワインなどを積んだジョンコピング号は、
サンクトペテルブルグへ向け出航。
が、途中、
スウェーデン沖を航海中にドイツの潜水艦Uボートにより撃沈。
やがて時を経て
1998年、
スウェーデン沖の海底スキャンで、沈んでいた貨物船ジョンコピング号が発見され、
引き上げ後、
積載されていたアルコール類はほとんど不良品になっていたにも関わらず、
海底で80年もの時を過ごした
「エドシック・モノポール」だけは非常にいいコンディションで、
抜栓した時にはまだまだ若々しい状態のままとのことでした。
実は
ジョンコピング号と共に海底で80年の時を過ごした
「エドシック・モノポール」には、
偶然が重なり合い「奇跡」が生れていました
ジョンコピング号が沈んでいた海底64mという深さは、
ワインを劣化させる原因となる「陽の光」を遮り、
シャンパーニュの保存に適した「水温」を維持し、
シャンパーニュボトルの中のガス圧と同じ「水圧」を偶然にも持ち合わせ、
海底の沈没船はシャンパーニュにとって、
最適の保存環境だったのです。
そして、
「エドシック・モノポール」自体が質の高い長期熟成に耐えうるシャンパーニュであったことから、
いくつかの偶然的な奇跡が重なり合う中でほぼ完璧な保存状態のまま、
1998年に引き上げられるまでの永い80年もの眠りについていた…
とのエピソードでした
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そんな
奇跡のシャンパーニュのお話しを伺いながら
キュヴェ・ルイーズで乾杯の後は…
シャンパンに合わせて魚介のタルタル
ツブガイのアヒージョ
野菜いろいろプレート
由美ママ大好物フカヒレステーキ
江川氏お薦め赤ワイン
メインは
牛ほほ肉のやわらか煮込みをリクエスト
この夜
由美ママは
“キュヴェ・ルイーズ2002”に合う
料理に舌鼓を打ちながら、
80年の時を経た
“奇跡のシャンパーニュ”のエピソードに
想いを馳せたひとときでした
ワイン食堂【Bask・J】
中央区銀座7-13-2
ティアラグレイス銀座タワー3階
03-6264-7407
オーナーソムリエ 江川和彦
勝川泰幸
伊藤博之
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