杉本彩
『急死愛猫への懺悔』!
「弱い立場の命軽んじる社会に幸せない」
語った動物福祉活動始めた“原点”
『女性自身』インタビュー!
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この度、
『公益財団法人動物環境・福祉協会Eva』杉本彩理事長のインタビューが、
【女性自身】3月15日号に掲載されました!
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「ネグレクトの環境下に置いていただけではなく、獣医師免許も持たない素人が犬をひもで縛り付け、無麻酔で帝王切開し、取り出した子犬を販売していたんです。 犬たちは苦しみながら、痛ましい状況で死んでいったといいます。 これを殺傷罪に問わずにどうするのでしょう」
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そう語るのは女優の杉本彩(53)。
14年より自らが立ち上げた「動物環境・福祉協会Eva」の理事長を務める彼女が怒りを隠さないのは、
21年9月に発覚した史上最悪の動物虐待事件のことだ。
長野県松本市で、犬の繁殖と販売をしていた事業者が劣悪な環境で計約千匹を飼育。
犬たちは餌や水も満足に与えられず、ふん尿は垂れ流しのまま、交配と出産時以外は狭いケージに閉じ込められていた。
いざ出産が近づくと、事業者の男は嫌がる犬の腹を麻酔もせずに切り開いていたというのだ。
この施設は約30年間、営業していた。
「傷が開いて腸が飛び出した犬もおり、死骸はゴミとして廃棄していたというから、まともな人間がすることではありません。
一方で、通報を受けながら事業者に適切な指導も行わず、5年に1度の業者としての登録の更新をさせ続けた行政の体制にも言葉を失いました」
この一件が事件化したのは、元従業員からの告発を受けた「Eva」が、殺傷罪と虐待罪で刑事告発したことがきっかけ。
すぐに「虐待罪(100万円以下の罰金及び1年以下の懲役)」で起訴されたが、杉本は今年1月、告発内容にある「殺傷罪(5年以下の懲役、または500万円以下の罰金)」の追起訴も求めたのだった。
事業者の非道ぶりは言うまでもないが、厳罰を求め精力的に活動する杉本の姿も印象的だった今回の事件。
’19年の動物愛護管理法改正時には25万筆近い署名を集めるとともにロビー活動も行い、殺傷罪と遺棄・虐待の罪、両方において厳罰化を成立させるなど、激烈なアクションを続けている。
イメージが重視される芸能活動への影響も覚悟のうえで動物のために闘うのはなぜか。
そう尋ねると、「ものを言えない動物は、社会における最大の弱者。
弱い立場の命を軽んじる社会に、幸せはないと思うからです」と答えてくれた。
〈中略〉
「そもそも不幸な動物を生み出したくないですし、そのためには生体展示販売を行うペットビジネスのあり方や、法律の問題についての啓発が非常に大切だと気づいたんです。
けれど、個人での活動には限界がある。そこで、社会に山積している動物をとりまく問題を、根本から解決していくための組織としてEvaを立ち上げました」
設立の翌年には公益財団法人として認められ、動物福祉を目指し数々の問題に取り組んできた。
今回の松本市動物虐待事件への追訴請求も、その1つだ。
同じく今年1月には、再生回数を稼ぐ目的で、猫を虐待する動画を挙げたYouTuberの刑事告発が警察に受理された。動物虐待に対し厳罰を求める姿勢は、決してブレることはない。
今後も、救うべき動物が適切に保護される法改正と仕組みづくりについては、最優先で取り組んでいくという。
「しかし、法改正が実現するなど、一歩前進すると、副作用のようにまた新たな問題が生まれるんです。安易な殺処分を防ぐべく、自治体が業者から動物の引き取りを拒否するようになると、『引き取り屋』といわれる悪質な業者が誕生してしまったのが典型例。
まるでもぐらたたきですが、一番の弱者である動物が安心して暮らせる社会を目指して、今後も活動をしていきます」
声を上げられない動物たちに山積する問題に立ち向かうべく、杉本の闘いは続く――。
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全文は以下からご覧ください。
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合わせて
『週刊現代』の記事もご覧ください。
【ペットショップで「売れ残った犬と猫」はこうして処分される…その「残酷すぎる実態」を暴露する】!
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